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マスターしよう基本操作
嫌気培養法
著者: 小栗豊子1
所属機関: 1順天堂大学付属病院中央臨床検査室
ページ範囲:P.1021 - P.1028
文献購入ページに移動 嫌気培養法は現在,日常細菌検査には不可欠な培養法である.特に腹膜炎など腹腔内感染の膿,膿胸の胸水(特に成人,老人),婦人性器や付属器の感染症では嫌気性菌が関与している例が非常に多い.
嫌気培養法には種々の方法があるが,嫌気培養びんを用いた方法が広く普及しており,最近ではガスパック法(BBL)とガスキット法(オキソイド)が主流となっている.ここではこれらの2法について述べる.なお,これらの方法を成功させるためには,用いる培地についても特に配慮が必要であるのでこの点についても簡単に触れる.
嫌気培養法には種々の方法があるが,嫌気培養びんを用いた方法が広く普及しており,最近ではガスパック法(BBL)とガスキット法(オキソイド)が主流となっている.ここではこれらの2法について述べる.なお,これらの方法を成功させるためには,用いる培地についても特に配慮が必要であるのでこの点についても簡単に触れる.
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