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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻2号

1980年02月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

浸透圧測定

著者: 今井宣子1 折田義正23

所属機関: 1大阪大学病院中央臨床検査部 2滋賀医科大学第3内科 3大阪大学第1内科

ページ範囲:P.130 - P.135

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 生体細胞の細胞膜は半透膜であり,また細胞内外では物質濃度が違う.そのため生体内では浸透圧が生じ,その結果いろいろな生体機能を営むことができる.したがって体液浸透圧平衡の保持と調節は極めて重要な意味を持ち,これを測定することは腎髄質機能をはじめとして体液学的情報を知るうえで役立つ.
 近年電子工学の急速な進歩により,ごくわずかの温度変化をも捕らえることのできる高感度のサーミスターや熱電対を利用して,簡単かつ正確・迅速に体液浸透圧を測定することができるようになっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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