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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻2号

1980年02月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

薬剤感受性試験とその組み合わせ

著者: 小林章男1

所属機関: 1千葉大学病院検査部

ページ範囲:P.136 - P.141

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 抗菌剤開発の発展は近年目覚ましく,次々と新しい抗菌剤が市販されてくる.これらの薬剤に対し,すべて感受性検査を行うことは不可能であるし,その必要のないことも多い.どの薬剤の感受性試験を組み合わせるかは,医師側と検査室側で十分討議して決めるべきである.その基礎となる根拠を以下に解説したい.不必要に多過ぎる薬剤感受性検査は,医師に抗菌剤選択を誤らせることにもなるので注意したい.日常感受性検査で選択すべき抗菌剤の組み合わせは米国では公的機関からの発表があるが1,2),我が国ではまだない.以下米国でのそれを参考にして私見を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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