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文献概要
検査法の基礎理論 なぜこうなるの?
中心静脈圧とその測定理論
著者: 徳地孝一1 隅田幸男2
所属機関: 1国立療養所神奈川病院循環器科 2国立福岡中央病院心臓血管外科
ページ範囲:P.212 - P.218
文献購入ページに移動中心静脈とは,右心房ならびにこれに近い上下大静脈を意味する臨床生理学的な呼び名である.実際には,横隔膜より上の下大静脈から,左右の腕頭静脈までを指す(図1).CVPとは,上下大静脈が右心房に流入する流入圧のことで,一般には,カテーテル(血管内に挿入する細い管)を経静脈的に中心静脈まで進めて,カテーテルを通じて測定した内圧のことである.
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