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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻3号

1980年03月発行

マスターしよう基本操作

温度の測定

著者: 関口光夫1

所属機関: 1日本大学板橋病院臨床検査部

ページ範囲:P.237 - P.244

文献概要

 温度目盛りの表し方として3〜4種類が知られているが,実際に用いられているものは,ケルビン,セ氏目盛りの二つである.前者はケルビン(Lord Kevin)により創案された目盛りであり,熱力学的観点より低温には限界があると考えられ,低温の限界を0度とし,水の三重点を273.16度とした.その基本単位はケルビン(記号K)で表され,水の三重点の熱力学温度(記号T)の273.16であると定義されている.後者はセルシウスによって創案された目盛りで,セルシウス目盛りとも呼ばれている.セ氏目盛りは水点を0度,1標準大気圧での水の沸点を100度とする.その間を100等分したものを1度とし,記号℃で表す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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