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技術講座 生化学
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アルカリ性ホスファターゼ(EC3.1.3.1,以下ALPと略す)は,アルカリ性側に至適pHを持つホスファターゼの総称であり,種々のリン酸モノエステルを加水分解し,リン酸を遊離する酵素である.また,同一の酵素反応を行い,至適pHを酸性側に持つものを酸性ホスファターゼ(EC3.1.3.2)と呼び区別している.
ALPの構造は活性中心にセリンを有する2個のサブユニットから成り,分子中にZn2+を含む金属酵素(metal enzyme)で,Mg2+により賦活化される,分子量は12〜15万である.
ALPの構造は活性中心にセリンを有する2個のサブユニットから成り,分子中にZn2+を含む金属酵素(metal enzyme)で,Mg2+により賦活化される,分子量は12〜15万である.
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