文献詳細
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文献概要
SSPE subacute sclerosing panencephalitis;亜急性硬化性脳炎.麻疹ウイルスの脳内持続感染に起因する全脳炎であって,疫学的には,0〜1歳の低年齢時の麻疹罹患と本症発症とが深い関係がある.本症患者から分離された麻疹ウイルス粒子の成熟段階に欠陥があることが明らかになった.髄液中の麻疹抗体の測定が,診断には必須である.
MCTD mixed connective tissue disease;混合結合織組織疾患.1972年Sharpらによって提唱されたもので,全身性エリテマトーデス(SLE),全身性硬化症(PSS),多発性筋炎(PM)などの臨床症状を併せ持っているが,従来の個々の膠原病の診断基準のいずれにも入らず,SLEに比して緩和で腎障害は少なく,ステロイドによく反応する.最も特徴的なことは,RNP(ribonucleoprotein)に対する抗体を高力価に持つが,DNA抗体を持たないことである.
MCTD mixed connective tissue disease;混合結合織組織疾患.1972年Sharpらによって提唱されたもので,全身性エリテマトーデス(SLE),全身性硬化症(PSS),多発性筋炎(PM)などの臨床症状を併せ持っているが,従来の個々の膠原病の診断基準のいずれにも入らず,SLEに比して緩和で腎障害は少なく,ステロイドによく反応する.最も特徴的なことは,RNP(ribonucleoprotein)に対する抗体を高力価に持つが,DNA抗体を持たないことである.
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