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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻7号

1980年07月発行

読んでみませんか英文雑誌

中西部合衆国におけるCampylobacter腸炎の発生率

著者: 猪狩淳1

所属機関: 1順天堂大学臨床病理

ページ範囲:P.600 - P.602

文献概要

 Campylobacter("曲がった小枝"という意味)という名称は1963年にSebaldとVeronにより提唱された.当時,(彼らによって)この微好気性のビブリオはVibrio choleraeとV. parahemolyticusのような真のビブリオと,遺伝的にも,生化学的にも,血清学的にも異なった(性状)ものであることが証明された.10年後,V. fetusがCampylobacter fetusとなり,三つの亜種が設定された.すなわち,ssp. fetrs, ssp. jejuni, ssp. intestinalisである.
 1900年代の初期から,Campylobacter感染症は獣医学では非常に重要なものと考えられており,いろいろな動物の流産,腸炎,肝炎の原因として一般的である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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