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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻8号

1980年08月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

セルローズ・アセテート膜電気泳動法のコツ

著者: 奥田貴代1 川井俊子1 富田仁1

所属機関: 1京都大学病院検査部電気泳動室

ページ範囲:P.653 - P.660

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 セルローズ・アセテート膜(以下セ・ア膜)電気泳動法は,臨床検査室では主として血清蛋白異常のスクリーニング的な検査として広く普及している.我々は原則的には電気泳動学会の標準操作法に基づいて毎日のルーチン検査を行っているが,いろいろな要因が重なり合ってトラブルを起こすこともあり,精度管理の難しい検査の一つである.
 ここでは,我々の検査室で設定した条件に従って操作を順を追って説明する.操作については十分慣れることが大切であるが,各検査室に適した条件設定をし,その条件で実施することと,検体の塗布の習熟が再現性の良いデータを得るためのポイントであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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