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NMRによる病態検査
著者: 菅原孝雄1
所属機関: 1国立予研
ページ範囲:P.886 - P.886
文献購入ページに移動Damadianは1971年に,ラットのWalker肉腫やNovikoff肝癌の細胞について水素原子(1H)の緩和時間(T1)を測定し,癌細胞ではT1が2〜3倍長くなることを見い出した.その後多くの研究者により,ヒトの各種癌組織の水のプロトンのT1が増大することが確かめられ,癌診断に対するNMRの期待が大きくなってきている.
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