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技術講座 生理
肺活量と1秒率の測定
著者: 平井正志1 佐川弥之助1
所属機関: 1京都大学結核胸部疾患研究所臨床肺生理学部
ページ範囲:P.887 - P.892
文献購入ページに移動 肺活量及び1秒率はスパイロメーター(肺活量計)を使って測定する.
スパイロメーターは,その構造から湿式と乾式との2種類に大きく分けられる.湿式としてはベネディクト・ロス型が代表的なもので,乾式は通常,ゴムを用いたふいご型のものでゴムの特性によって不利な点が多いが,持ち運びには便利である.その他,気速計や熱線流量計によるスパイロメーターや,体プレチスモグラフなどがある.ここではまず最初に最も標準的なベネディクト・ロス型のスパイロメーターについて測定の実際を述べることにする.
スパイロメーターは,その構造から湿式と乾式との2種類に大きく分けられる.湿式としてはベネディクト・ロス型が代表的なもので,乾式は通常,ゴムを用いたふいご型のものでゴムの特性によって不利な点が多いが,持ち運びには便利である.その他,気速計や熱線流量計によるスパイロメーターや,体プレチスモグラフなどがある.ここではまず最初に最も標準的なベネディクト・ロス型のスパイロメーターについて測定の実際を述べることにする.
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