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文献詳細

雑誌文献

検査と技術9巻11号

1981年11月発行

文献概要

技術講座 生理

肺活量と1秒率の測定

著者: 平井正志1 佐川弥之助1

所属機関: 1京都大学結核胸部疾患研究所臨床肺生理学部

ページ範囲:P.887 - P.892

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 肺活量及び1秒率はスパイロメーター(肺活量計)を使って測定する.
 スパイロメーターは,その構造から湿式と乾式との2種類に大きく分けられる.湿式としてはベネディクト・ロス型が代表的なもので,乾式は通常,ゴムを用いたふいご型のものでゴムの特性によって不利な点が多いが,持ち運びには便利である.その他,気速計や熱線流量計によるスパイロメーターや,体プレチスモグラフなどがある.ここではまず最初に最も標準的なベネディクト・ロス型のスパイロメーターについて測定の実際を述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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