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検査法の基礎理論 なぜこうなるの?
ネフェロメトリー
著者: 𠮷野二男1 大澤久男2
所属機関: 1神奈川県立衛生短期大学 2(株)富士電機総合研究所
ページ範囲:P.302 - P.306
文献購入ページに移動免疫学的手法を用いると測定対象物に対して特異性の高い測定ができるし,かつ化学反応を用いての吸光分析よりも極めて微量のものでも測定可能となる.今まで,このような抗原抗体反応を利用した臨床検査法は定性的なものであり,一部で半定量的なものがあるにすぎなかった.それは,抗原抗体反応により生成した不溶性沈殿物などを,肉眼による観察以外に測定するに適切な機器を持たなかったからである.
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