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文献詳細

雑誌文献

検査と技術9巻4号

1981年04月発行

文献概要

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血小板吸着—レファレンスコントロールにおける誤差の原因

著者: 猪狩淳1

所属機関: 1順天堂大学臨床病理

ページ範囲:P.372 - P.374

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 血小板のレファレンスコントロールを作製するには,通常グルタルアルデヒドを用いているが,血小板の膜を化学的に交差結合する物質により強くすることが必要である.この反応は血小板をプラスチックの,あるいはガラスの表面に強く吸着させる.市販されているレファレンスコントロール物質を調べると,計算容器への(血小板の)吸着が示された.表面活性剤は吸着を阻止するが,大きさを有意に減少させる原因となる.ポリエチレングリコールが(測定機器の)伝導度を変えることなしに,吸着を阻止することが出来る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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