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最近の検査技術
Eロゼット法,ビーズロゼット法によるT・B細胞の同時測定について
著者: 坂口日出男1
所属機関: 1日本専売公社京都病院検査科
ページ範囲:P.498 - P.500
文献購入ページに移動 従来,T・B細胞のサブポピュレーションを測定するには,ヒツジ赤血球をマーカーとしたEロゼット法,EAロゼット法,EACロゼット法などが実施されてきた.最近これらのT・B細胞を更に細かく分類する試みがなされており,例えばT細胞では短時間でSRBCとロゼットを形成する"active"T細胞と,18〜24時間後にロゼットを形成する"total"T細胞に分けられている.またB細胞は細胞表面に免疫グロブリンの異なったサブクラスを持っているので,その相違によって種々のB細胞サブセットに分けられている.今回,ここに我々が実施しているEロゼット法とビーズロゼット法を併用したT・B細胞,ならびにそのサブセットを同時に測定する方法を紹介する.
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