文献詳細
文献概要
知っておきたい検査機器
自動血液型判定機
著者: 大久保康人1
所属機関: 1大阪府赤十字血液センター技術部
ページ範囲:P.513 - P.516
文献購入ページに移動 あらゆる検査機器が自動化され,コンピューターに接続されるようになってきているが,血液型判定機も当然その波に乗って開発された.自動血液型判定機は,アメリカのTechniconが1965年ごろからBG8,BG9,BG15の3機種を発売し,凝集塊を濾紙上に吸着させて血液型などを判定する方法をとって広く用いられている.しかし完全自動化を目指す技術は急速に進歩し,最近では同社もマイクロプロセッサーを組み込んだAutogrouper16Cシステムを開発発売した.
また1969年ごろからフランスのRocheがミニコンピューターに接続したGroupamatic 360機を発売し,ヨーロッパを中心にかなり用いられている.
また1969年ごろからフランスのRocheがミニコンピューターに接続したGroupamatic 360機を発売し,ヨーロッパを中心にかなり用いられている.
掲載誌情報