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文献詳細

雑誌文献

検査と技術9巻7号

1981年07月発行

文献概要

検査を築いた人びと

聴診器を発明した ラエンネック

著者: 酒井シヅ1

所属機関: 1順天堂大学医史学

ページ範囲:P.575 - P.575

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 1819年,医学の発展に重要な鍵を秘めた本が出版された."間接聴診法"という耳馴れない題の2冊からなる大著である.実はこの中に初めて聴診器が図解入りで紹介されたのである.聴診器という道具を使って聴診することから,この新しい検査法を"間接聴診法"と命名したが,それは古代ギリシャ時代からこの時まで,心音や呼吸音を聞くために耳を患者の胸にじかにつけていたからである.この聴診器の発明者はルネ・テオフィール・H・ラエンネック(1781〜1826)であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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