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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生1巻2号

1946年11月発行

文献概要

論述

邦産ANTUの效力に關する試驗成績—白鼠を用ひての食餌試驗

著者: 栃内寬1 宍戸昌夫1

所属機関: 1公衆衞生院豫防醫學部

ページ範囲:P.138 - P.141

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まへがき
 鼠族がわれわれの生活に與へる害毒は甚だ大きいが,中でも各種傳染病の傳染源としての占める位置を考へると,その撲滅對策は公衆衞生上重大な意義を有するものと言はねばならない。近年米國に於てANTUなる製劑が公にされ既に廣く使用されて甚だ好成績を收めてゐる。Dieke, S. H. 及びRichter, C. P.(P. H. Rep.,61;672, 1946)は,體重約250gのドブネヅミを用ゐて本劑の效力を試驗して次表のやうな成績を得た。
mg/k ♂ ♀
5.0 1/4 0/4
7.5 10/11 6/16
10.0 5/6 5/5
20.0 1/1 3/3
(分母は使用動物數,分子は死亡數)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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