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農村に於ける赤痢流行の經路
著者: 桑山良夫1
所属機関: 1名古屋帝國大學醫學部衞生學教室
ページ範囲:P.472 - P.478
文献購入ページに移動昭和21年7月6日,愛知縣碧海郡六ツ美村字井内に於て4歳男兒の初發以來翌8月中旬に到る間,62名の赤痢患者發生し其の猛威は隣村豐坂村,三和村,室場村にまで及び,15名の同系統の患者續發を見た。余は其の發生部落が之等諸部落を貫流する一用水に沿ひ點在する事に著眼し,此の用水が之等農村の傳染病傳播に如何なる役割を演じたかを調査した。
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