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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生10巻2号

1951年08月発行

文献概要

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神經外灰白質炎,他

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所属機関:

ページ範囲:P.59 - P.59

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 1949年にHarvard大學の1)Enders,WellerおよびRobbins2)は灰白質炎ヴイルスは神經系以外の組織中においても増殖しうるという示唆に富んだ證據を提供した。Lansing株が人間の胎生組織培養において,増殖しうるかを決定するために組織培養をもちいての實驗がその後,彼らによつて行われた。
 2〜4ヵ月の胎兒或いは7ヵ月の早産兒からとつた腕,肺,腸,腦,の組織中をNaC1(3部分)と濾過しない牛血清(1部分)との混合液3ccのなかに浮游した。各試驗管に感染させたハツカネズミの腦の10%浮游を0.1ccずつ接種する。培養液はできるだけ完全に移し4〜7日の期間にとり代える。各亞培養は,はじめの培養からの遠心沈澱液0.1ccを接種する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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