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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生10巻2号

1951年08月発行

文献概要

座談會

十二指腸の全村驅除(下)

著者: 石垣純二 小泉丹1 小宮義孝2 七條小次郞3 柳澤利喜雄3 相崎德次郞4 片岡千治5 宮本武衞6 中澤喜利7 尾崎吉助8

所属機関: 1慶大 2豫研寄生虫部 3群大 4行田保健所 5農林省 6長野縣隙 7長野縣厚生課 8小諸保健所

ページ範囲:P.66 - P.71

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濃厚感染の對策
 石垣 十二指腸虫というのは,日本だけでなく,アメリカでも4,50年前までこれがあつて,南部の農村の作業が充分でなかつたのは,十二指腸虫のせいだというので,これが徹底的驅除をしてから,南部の産業が開發されたというんですね。その時分にもグランドエッチ,つまり土かぶれという言葉を使つておるんですね。
 小宮 それは定説とみていいンですよ。その場合かなり濃厚感染が豫定されますね。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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