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研究報告
受胎調節の現状
著者: 小宮山新一1 小濱泰子1 飯島玲子1
所属機関: 1川崎市中央保健所
ページ範囲:P.128 - P.130
文献購入ページに移動調査の對象は人口7938人,世帶1742戸を有する古市場地區を選んだ。當地區は有職者1640名中67.1%は工場勤務者にして,然も全體の47.8%は工場の現場作業の工員であり,地區平均1人當り生計費は3291圓となり殆んどのものが1戸建佳宅に居住する。工業都市としては中産階級とも云うべき地區である。調査方法は全世帶から臺帳により任意抽出法を用いて500世帶抽出し,保健婦の家庭訪門による特定用紙への面接聽取記入を行つた。更に昭和24年4月〜26年4月中に地區優性保護審査會に提出され中絶手術を受けた者全員に對し同樣訪問調査を行つた。
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