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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生11巻4号

1952年04月発行

文献概要

論説

消毒藥としての逆性石鹸(其2)—(理論編)

著者: 增山忠俊1

所属機関: 1國立豫防衞生研究所消毒藥檢定室

ページ範囲:P.9 - P.16

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殺菌效力
 殺菌效力の本態に關しては種々の學説あり,今は之には觸れない。著者の言う「二擔體説」理論は消毒藥が細菌に對して殺菌效力を發揮するに至るまでの理論である事は前編に於て述べた通りである1)。從つて茲では其點に就て2,3の考察を記述して逆性石鹸の構造の問題にふれたいと思う。
 逆性石鹸に於けるlipophil groupは前編で記述した通りNに結合している2ケ〜4ケの原子團の綜合で解離の際は陽性荷電の部分である。このNに種々のRadicalを導入する型式に就いては簡單に記載した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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