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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生12巻2号

1952年08月発行

文献概要

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肺結核外科の最近の進歩

著者: 鹽澤正俊1

所属機関: 1結核予防會結核研究所

ページ範囲:P.16 - P.17

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肺結核症の外科療法とは:
 肺結核症は非常に癒り易い反面,非常に癒りにくい疾患である。云いかえると,病巣が洞化の運命をとると,自然治癒の傾向が非常に少なくなるのである。慢性肺結核症が空洞の疾患であると云われるゆえんはこゝにある。こうした慢性肺結核症に對する積極的療法が外科療法である。
 外科療法は周知の通り,2群に大別される。その1つは胸成術や人工氣胸術等で代表される虚脱療法であり,他は肺(葉)切除術や空洞切開術のような直達的療法である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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