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行政作用から見た衞生行政
著者: 山崎浩1
所属機関: 1國立公衆衞生院公衆衞生學部
ページ範囲:P.18 - P.21
文献購入ページに移動衞生行政とは,どんなものであろうか。
我が國は明治維新後,近代國家の形態をとりいれ,法治主義,三權分立主義の國家となつた。そして衞生行政もその一環として,明治6年3月文部省に醫務局ができ,明治7年8月には醫制(76條より成る)が發布され,衞生行政がその緒についた。明治8年6月文部省醫務局は内務省に移され,内務省第7局となつた。昭和13年1月厚生省が内務省より分離した。昭和20年8月敗戰により,行政機構の改廢があり,又法の改廢その數多數にのぼり,はたまた,今日連合國の占領下より獨立國家として,又世界各國にあい交わるをえた。
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