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研究報告
急性灰白髄炎後貽症における足關節運動機能障害と足部變形について
著者: 不破佐和子1
所属機関: 1熊本女子大學
ページ範囲:P.34 - P.35
文献購入ページに移動足關節の運動機能障害の有無と,足部變形との關係をみると,足關節に運動障害あるもの151例中,50例33.1%に足部變形が認められた。又視診上足關節の運動正常と思われるもの51例中には40例78.4%の多きに足部變形が認められた。第1表はこれを表にあらわしたものである。視診上運動障害はないように見えても臨床的に精密な檢査を行えば麻痺の存在を認めうるかも知れないが,こゝでは短時間に行つた簡單な檢査の結果にもとづいて集計した。變形の發生についても麻痺の恢復過程中に重力の關係,體位,姿勢などの因子によつて發生したものと考えることも出來る。
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