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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生12巻3号

1952年09月発行

文献概要

研究報告

福岡縣高田村に發生した泉熱について

著者: 牧野四郞1 中牟田重昌1 河井敏夫1

所属機関: 1福岡縣山門保健所

ページ範囲:P.42 - P.43

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 近年泉熱(所謂異型猩紅熱)と稱する猩紅熱に類似の臨床症状を呈する疾患が,各地に發生するようになつた。
 現在までに本疾患について報告のなされている地方は,靑森,福島,群馬,茨城,栃木,埼玉,東京,神奈川,靜岡,福井,石川,愛知,岐阜,三重,京都,大阪,岡山,廣島等である。九州地方では,本年3月初め,宮崎縣の山間地方に於て,二百數十名の集圍發生をみた。福岡縣に於ては,未だ發生報告がなかつたが,本年春,福岡縣下,山門保健所管内高田村に於て,本疾患と思われる流行があつたので,その概略をこゝに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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