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圖示されている樣に,赤痢の罹患率は昭和14年及び,終戰の20年において高率であつた。昭和23年に急激な減少をみせたが,再び増加の傾向を示し,昭和26年においては,昭和14年に近い罹患率を示している。
月別の赤痢の罹患率が年次と共に増加している状態が明瞭にみとめられる。昭和27年の變異圖表に,發生數を記入すると第2圖の如く,本年は非常に多發していることが觀察される。一方死亡率に患者の發生に比して低く致命率は減少している。
月別の赤痢の罹患率が年次と共に増加している状態が明瞭にみとめられる。昭和27年の變異圖表に,發生數を記入すると第2圖の如く,本年は非常に多發していることが觀察される。一方死亡率に患者の發生に比して低く致命率は減少している。
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