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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生12巻5号

1952年11月発行

文献概要

研究報告

東京都中野區における泉熱の一流行例

著者: 松田心一12 宮入正人12 重松逸造12 洞澤勇13 岩戸武雄13 左合正雄13 岡田貫一13 水野澄郞13 荒井保經13 池田英夫13 平良眞14

所属機関: 1公衆衞生院第3回正規醫學科 2國立公衆衞生院疫學部 3國立公衆衞生院衞生工學部 4都立中野保健所

ページ範囲:P.27 - P.30

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緒言
 昭和2年泉によつて報告された猩紅熱樣疾患の流行例は,その後今日まで我國各地より報告されて來た。特に昭和25年以來報告例も激増し,各地において諸研究が進められつゝあるが,その本態に關しては今日尚その病原臨床,疫學各分野にわたつて不明の點が多い。著者等は昭和26年11月,東京都中野區内に發生した一流行の調査を各專門分野と共に行う機會を得た。その綜合成績は第26回日本傳染病學會に於いて報告したが,こゝではその疫學調査成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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