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米國の早産兒對策と、その研究調査方法を中心として
著者: 辻達彦1
所属機関: 1國立公衆衞生院母子衞生學部
ページ範囲:P.10 - P.13
文献購入ページに移動母子衞生の立場からこの問題をみると,臨床産科及小兒科にまたがり且從來兩者から幾分繼子扱いの傾向のあつた新生兒期養護の方法に關係し,又衞生行政の立場からみて自宅分娩が大部分をなす吾國の特殊性の故に,出産直後これに干與することは容易なことではない。著者は今年米國に於ける早産兒對策の實状を若干見聞する機會を得たので,2,3の實例を引用し,又基礎的調査研究方法のモデルを紹介すると共に,併せて吾國の母子衞生の立場から,對策の可能性に些か論及してみた。
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