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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生13巻2号

1953年02月発行

文献概要

論説

日本医師会

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.2 - P.2

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 最近田宮医師会長は,世界医師会に出席されて,帰朝された許りである。未だ公式には何等発表は無い様だが,いずれ旅嚢は,日本医師会へのお土産でふくれているにちがいない。日本医師会もこの辺で世界水準にまで成長する時期ではあるまいか。
 医師会とは何だと云えば医師の集りにはちがいないが,労組かと云えば違う様だし,同業組合と云つても違わねばならぬ。他に同種の物をもとめると,歯科医師会,薬剤師協会を除いては,教員組合は労組であり,弁護士会は,3つに割れており,画家の会,音楽家の会は,さらに,細分されている。小説家等となると,全くとりとめがつかぬ。自由職業者の内,なぜ医師だけが1つの団体にまとまらねばならなかつたろうか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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