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昭和26年における急性灰白髓炎について
著者: 曾田長宗1 石田保廣1
所属機関: 1厚生省大臣官房統計調査部
ページ範囲:P.29 - P.33
文献購入ページに移動第1表に昭和23年より昭和26年までの最近4カ年の急性灰白髓炎の患者数,死亡者数及罹患率,致命率を示した。それによると急性灰白髓炎の屆出患者数は届出の実施以来,年々増加をしめしている。(昭和27年には可なり減少した)。一方致命率は届出患者の増加に反比例して減少して,届出数の最も多い昭和26年が最も低い。一般に患者の発生が多いと致命率が低くなると云われているが,届出状況の良好となつたことが大きな理由のように考えられる。
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