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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生13巻4号

1953年04月発行

文献概要

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医師にかかつていない鈎虫寄生者の症状およびその作業能に及ぼす影響について

著者: 小宮義孝1 佐藤澄子1 相崎德治郞2

所属機関: 1国立予防衛生研究所 2行田保健所

ページ範囲:P.25 - P.30

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 従来の鈎虫症の症状その他に関する大部分の報告は,主として病院及びその外来患者について調べられたものであるが,実際には,私たちの経験によれば,全く医師にかかることなくして日常の作業をいとなんでいる鈎虫保有者は,特にわが国温暖地帯の農村には,かなり多いと思われる。これらの人々の大部分はおそらく軽度の鈎虫保有者であり,かつ自分では鉤虫を保有していることを知らないのが大多数である。かような人々は一体どの程度の症状を有しており,またその作業能はためにどの位の影響を受けているのであろうか。そう云つた概略を知ろうとして行つたのが本調査である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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