icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生13巻6号

1953年06月発行

文献概要

研究報告

一農村における百日咳の疫學的觀察—家族内次感染率について

著者: 辻達彦1 杉原正造2

所属機関: 1国立公衆衞生院母性小兒衞生学部 2川崎市中原保健所

ページ範囲:P.70 - P.71

文献購入ページに移動
 百日咳の疫学的現象の中で興味ある一つの事実は,処女地における侵襲の際は別として,家族内2次感染率が年長児になると逆に低下の傾向にあることである。その主因として,不顕性感染が考えられ,又調査法の不備即ち父兄の記憶が年長児には不正確の度をますこともあげられている。吾々は杉原が神奈川県向ケ丘村の百日咳流行時(昭和24年12月)に行つた調査資料を整理して本題に関する興味ある成績を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら