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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻1号

1953年07月発行

文献概要

特集 最近の寄生虫問題 座談会

寄生虫に関する問題

著者: 小宮義孝1 長野寬治2 皆川和3 松村龍雄4 森島侃一郞5

所属機関: 1予防衞生研究所寄生虫部 2北里研究所 3東京大学 4群馬大学 5東邦医大

ページ範囲:P.14 - P.24

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駆虫方法
 小宮 私に司会しろというお話ですが,今日は大体駆虫の問題を中心にして取扱つてゆこうと思います。ただし臨床的な駆虫と集団的な駆虫という問題があるわけですが,予防の面では集団駆虫ということがかなり重要だと思います。また駆虫をやつてもいろいろ,再感染の問題とかその他の問題で予防的効果もそう顕著には出ない場合がありますので,合せて使用上の問題も取扱つてみたいと考えます。
 まず初めに駆虫の問題ですが,これは蛔虫の駆虫と鉤虫の駆虫があり,実際は同じものもありますが,一応分けて論じた方がよくはないかと思います。まず蛔虫の問題を取上げてはどうかと思いますが。皆川さん,臨床駆虫の問題をお話しくださいませんか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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