icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻1号

1953年07月発行

文献概要

研究報告

寄生虫卵殺滅劑に関する基礎的研究—虫卵の発育に関する統計学的考察

著者: 林滋生1 德永考一1

所属機関: 1傳染病研究所寄生虫研究部

ページ範囲:P.36 - P.39

文献購入ページに移動
1.はしがき
 虫卵の発育に関しては,既に甚だ多数の,且つ精細な報告がなされている。しかし発育の要因,促進及び抑制現象,或は殺卵剤の作用等を調べる際に多数の卵を観察すると,しばしば遭遇することであるが,個々の卵は必ずしも同じ発育状態を示さない。従つて検査対象を一つの集団として,その発育度を知る事が必要になつてくる。今日までの研究で,この集団的観点に立つ,適切な取扱い方をしたものは殆んどない。△ここでは一つの試案を犬鈎虫卵をつかつて行つて見た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら