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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻3号

1953年09月発行

文献概要

ルポルタージユ

—多角的,社会的な研究機関—国立遺伝学研究所を訪う

著者: 酒井

所属機関:

ページ範囲:P.24 - P.26

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 ここ国立遺伝学研究所は,東海道線三島駅で下車し,バスに数分乗つてからゆっくり歩いて15分程,人家から離れた,少し小高い丘の上にある。この建物は旧中島飛行場を改築したもので,現在使用しているのはその本館である。
 古ぼけた石門の左に,板の上にスミで書かれた研究所名はすつかり朽ちて,判読するのに手間どるほどである。森閑と静まりかえるなかを玄関までおよそ100m,サクサクと砂利をふむ音があたりに響く。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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