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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻4号

1953年10月発行

文献概要

特集 最近の栄養問題 隨想

新中國の医学教育見たまま

著者: 二戸源治

所属機関:

ページ範囲:P.30 - P.33

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 私どもは子供のころから現在の新中国を「支那」と呼び,中国人を「チヤンコロ」といつて軽蔑することを教えられてきた。しかし1949年10月,新中国が建設されてから,わずか3カ年あまりの間に政治,経済並に文化の各方面にわたつて,驚くべき大変化を起しています。世界的に有名な植民地であつた「支那」は,今やソ連の次に位する程の民主主義の独立国として,世界中の民主主義国家から,その独立を認められているばかりでなく,非常に敬愛されるに至つたのです。独立後わずか3,4年の間に,何故このような進歩,発展をとげたかという理由は又別の機会に研究するとして,私は現在の中国のありのままの姿について,しかも医科大学の教育の状況について,私の知つている範囲でかいて見たいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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