icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻5号

1953年11月発行

研究報告

都内一集娼地区就業婦の梅毒罹患に関する調査

著者: 田中英1

所属機関: 1東京都立吉原病院

ページ範囲:P.45 - P.46

文献概要

緒言
 これまで感染源としての所謂集娼或は散娼の有梅率については幾多の報告がみられるが,集娼又は散娼としての業に就いている者の梅毒罹患についての報告は,見当らない様である。集娼又は散娼であつても先天性の梅毒を除いては,いずれも後天的に罹患するものであることは言を俟たない。
 そこで,私は都内の公娼以来の一集娼地区の就業婦について,就業時の梅毒血清反応が陰性であつたものを対照として,之が梅毒罹患に関する調査を行つたので,その成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら