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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻5号

1953年11月発行

文献概要

研究報告

性病患者の実態調査—第1報(性病の屆出率について)

著者: 小原菊夫1 伊東弘祐1 山田達男1

所属機関: 1東京都衞生局予防部性病課

ページ範囲:P.47 - P.48

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1 序言
 性病患者の届出数は,全国では昭和23年,東京都では22年を頂点として漸次減少し,昭和26年には全国270,857人,東京16,377人,昭和27年は東京15,990人となつている。しかし,この数字から直ちに性病罹患率は出てこない問題は,診療をうけた患者の何%が届出られたかにある。
 それについて,山下(1)は,所沢地区における調査に基いて,性病患者の48%が届けられたと報告している。また,一方,北見(2)は,理論的に性交可能男子の5〜18%が淋病に罹患していると推定している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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