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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻6号

1953年12月発行

文献概要

特集 結核問題の焦点 座談会

ツベルクリン反応の再檢討—昭和28年10月2日

著者: 淺野秀二1 染谷四郞2 千葉保之3 室橋豊穗4 豊川行平5

所属機関: 1國立東京第一病院小児科 2國立公衆衞生院衞生微生物学部 3東京鉄道管理局保健管理所 4國立予防衛生研究所 5東京大学

ページ範囲:P.34 - P.50

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 染谷 今晩はツベルクリン反応に関する全般的な問題について話をしようということですから,まず第一にツベルクリン反応の結核感染の診断上の意義について,次にこの反応に用いますツベルクリンそのものの問題,諸外国ではどういうツベルクリンを使つているか。P.P.Dはどうか,それから第3にツベルクリンの判定基準というような問題。それに続いて更に現在我々が行なつている2000倍ツベルクリンの外により濃厚なものを用いる必要があるかどうか,或は最近進藤博士の報告のようにもつと弱い稀釈度のツベルクリンを使う必要があるのかどうかというようなこと。第4にツベルクリン反応の出方に変化を与える原因としての反覆注射の問題,最後にBCG陽転と自然陽転の鑑別,こういうふうな問題で一応皆さんにデイスカツシヨンしていただきたいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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