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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻6号

1953年12月発行

文献概要

研究報告

大阪市内某工場地帶に於ける結核患者自宅療養の実態

著者: 相沢龍1 今井安子1 鈴木歌1 中元寺典子1 田中美知子1 寺西敦子1 村上恭子1 平尾惠美子1 藤井佳子1

所属機関: 1大阪女子医科大学衞生学教室

ページ範囲:P.56 - P.58

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 昭和26年度結核死亡数は遂に9万台となり,結核死亡率は11.1で明治以来の最低値を示し,死因順位も又待望久しかつた第2位が実現して我国の結核対策の将来は極めて明るいかの如く見える。併し飜つて各種の社会的条件を考える時,患者の療養生活には楽観を許さないものが多い。所が従来この方面の調査は必ずしも満足す可き状態ではない。それ故に余等は昭和27年8月大阪市内某工場地帯の自宅療養患者の実態を調査した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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