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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生14巻6号

1953年12月発行

文献概要

研究報告

螢光燈による眼障碍

著者: 大塚任1 藤崎茂1

所属機関: 1東京医科齒科大学 眼科

ページ範囲:P.95 - P.96

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 第1例 21才,女,初診,昭和28年4月21日,主訴 眼痛と視力障碍。
 現症歴 患者は国鉄ガード下の小さいスタンドの女給をしている。ここでは以前より20Wの螢光燈5箇を天井につけていたが,この時はグローブがあり,旦壁の色は灰色であつたそうである。その時も眼が疲れ易かつたのであるが,昨10月初旬特に悪くなり,2-3日で自然に治癒した。4月8日に照明を40W螢光燈3本に代え,店内を白く塗り変えた所眼の疲労が漸次強くなり,19月から眼の充血と疼痛羞明があり開瞼が困難となり,21日に外来を訪れた。家族歴には特記すべきものなし。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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