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抗リウマチ剤
著者: 横山巖
所属機関:
ページ範囲:P.62 - P.62
文献購入ページに移動サリチル酸製剤:サリチル酸,ソーダアスピリン,アミノピリン,フナエセチン,アトフアン,ザリチル酸アミド,イルガピリン等が用いられている。此等の中てイルガピリンは,1949年スイスのStenzelによつて合成されたButazolidinとアミノピリンの等量含有藥で注射藥1筒5cc中にブタゾリヂン,アミノピリン各々0.75gを含有して居り,その効果は他のサリチル酸剤に勝つている。サリチル酸剤の副作用としては食欲不振惡心,嘔吐,発疹,耳鳴,難聽,無顆粒細胞症等が擧げられる。
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