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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生16巻1号

1954年07月発行

文献概要

特集 赤痢(Ⅰ) 論説

赤痢の予防

著者: 小島三郞1

所属機関: 1國立予防衞生研究所

ページ範囲:P.1 - P.5

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前書き
 この題目で,或はこれに関係ある題目で,私は何度書いたことか,又は書かされたことか。純正学術的専門的に1)9,法規註釈的に,衛生行政官向きに2)3),細菌技術者向きに,そして一般的に4)5),地方的に通俗的季節的に6)7)8),はたまた飲食業者向きに9)或は環境衛生学的に,そして今また筆をとらされる。恐らく私のこの種類の執筆は,食物中毒やインフルエンザやの運命と共に当分は続くだろう。聖僧の勤行の如く繰り返えされるだろう。勤行は毎朝であり,私の方は年数回以上にはならない。がそのエネルギイ消耗度と赤痢予防への熱情度は,聖僧の毎朝の勤行より遙かに高いだろう。読む人が破戒坊主の三文説教と比較しても致し方がない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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