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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生16巻3号

1954年09月発行

文献概要

特集 食中毒

新しい食品防腐剤

著者: 相磯和嘉1 柳沢文德1

所属機関: 1千葉大学腐敗研究所

ページ範囲:P.31 - P.37

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緒言
 食品に保存性を持たせる目的で防腐剤を添加する事の可否は常に医学者公衆衞生担当者の論議の的となるところである。古くは〓酸についての独逸における論争,サルチル酸の毒性,安息香酸の脂酸代謝の障碍に対する問題等がある。
 最近我が国においても食品衞生調査会に対し厚生大臣より「防腐剤を積極的に使用させる事の可否について」諮問が出されて,委員の間で活溌な検討がなされている。著者も委員の1人として論議に参加した次第であるが,事が重大なので明確な結論を得る事は容易でないと思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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