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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生16巻6号

1954年12月発行

文献概要

特集 公衆衞生と放射能

魚類の放射能汚染

著者: 河端俊治1

所属機関: 1国立予防衛生研究所

ページ範囲:P.16 - P.20

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検知成績からみた放射能汚染魚の出現状況
 第5福龍丸事件このかた南方海域より帰航するマグロ船はすべて東京,塩釜,三崎,清水,焼津の指定5港で漁獲物について放射能検査が実施されて来た。始めは国の検査官によつて行われたものが5月1日より検査が都県に移管されたが,中旬より近海においてマグロ類シイラ等に放射能が検出されるようになつたので,指定港以外に大阪兵庫,利歌山,徳島,長崎,鹿兒島の各府県においても,それぞれの水揚港において自発的に放射能検査が実施されるようになつた。ここに厚生省に集つた資料に基き放射能汚染魚の出現状況を調べてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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