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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生16巻6号

1954年12月発行

文献概要

研究報告

豚結核と人結核の関係に就て—第1報 豚の「ツベルクリン」皮内反応実施成績

著者: 小林和巳1

所属機関: 1長野県衛生部

ページ範囲:P.24 - P.27

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1.まえがき
 Robert Kochによつてはじめられた「ツベルクリン」反応(以下「ツ」反応と略記する)は結核の感染,未感染を判定する手段として発展し,現在動物結核は専ら「ツ」反応によつて診断されている。畜牛の「ツ」反応としては皮下注射法,点眼法,眼検反応法,腔反応法等が挙げられているが,我が国では主として,皮内反応が実施されている。
 我々は牛の「ツ」皮内反応に関する資料から牛結核と人結核との関係を調査し,兩者の間に一定の関聯性を認め得ている(1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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