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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生18巻2号

1955年08月発行

文献概要

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疫痢の疫学

著者: 尾崎嘉篤1

所属機関: 1厚生省国立療養所

ページ範囲:P.1 - P.9

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1.緒論
 疫痢はわが国に特に多発している疾患であり,しかも極めて高い致命率を示す急性伝染病である。
 即ち昭和27年には年間全赤痢患者は111,709名であつて,その内疫痢の罹患者は25,338名,人口10万対罹患率は29.5にも上つている。又,致命率は過去20カ年間のいずれの年を見ても50%前後の高率を示している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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