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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生18巻2号

1955年08月発行

文献概要

座談会

明日の公衆衛生を語る

著者: 石垣純二 聖成稔1 川上六馬2 松田心一3

所属機関: 1厚生省保健所課 2兵庫県衞生部 3公衆衞生院疫学部

ページ範囲:P.29 - P.49

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後退期に入つた公衆衛生
 石垣 それじや始めさせて頂きます。今日は"明日の公衆衞生を語る"というテーマで明るい話,暗い話をいろいろお伺い致したいと思いまして,川上先生,松田先生,それから聖成課長の3人の先生方に来て頂いた訳でございます。
 先ず最初に日本の公衆衞生は戦后10年間に非常に目覚ましい発展をいたしまして,死亡率,伝染病の死亡率の低下或は結核の死亡率低下とか沢山の明るい話題がございますけれども,この辺で現状分析を一つお願い致しまして,公衆衞生の明日は一体,上潮であるか,下げ潮であるかどうか,というような分析をして頂きたいと思います。最初に其の点で松田先生に,今日の公衆衞生の現状を少し気樂にお話し願いたいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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