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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生18巻3号

1955年09月発行

文献概要

研究報告

最近四年間の福岡県下に発生した食中毒の概況

著者: 中西恭生12

所属機関: 1九大医学部衞生学教室 2福岡県衛生研究所

ページ範囲:P.36 - P.39

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I.緒論
 食中毒という疾病は可成り古くから有つたものと考えられるが,これに関する記載が何時頃から見られるかについては今遽かにこれをここに挙げることが出来ない。明治,大正及び昭和の初期にかけては医師は勿論衞生当局もこれに関しては余り注意が払われていなかつたが,戦後食品衞生が重視されるに至り昭和23年に初めて食品衞生法が施行され漸く我が国の食中毒の発生概況を知る事が出来る様になつた。私は最近四年間に福岡県に発生した食中毒の概況を纒めたのでこれをここに報告し,この方面への一資料を提供いたしたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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